CLANNAD

＜基本情報＞

ゲーム名：CLANNAD
ブランド名：Key 様
発売日：2004年4月28日
ハード：Windows
移植：、PS2版、PS3版、PSP版、Xbox360版など
対象：全年齢
企画：麻枝准
原画：樋上いたる
エンディング：それぞれのヒロインルート＋After Story
プレイ時間（目安）：60時間ほど

キーワード：、

＜あらすじ＞

※公式ページより

校門まで残り200メートル。そこで立ち尽くす。
「はぁ」
ため息とともに空を仰ぐ。その先に校門はあった。
誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。長い坂道が、悪夢のように延びていた。
「はぁ…」
別のため息。俺のよりかは小さく、短かった。隣を見てみる。
そこに同じように立ち尽くす女の子がいた。
同じ三年生。けど、見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
「この学校は、好きですか」「え…？」
いや、俺に訊いているのではなかった。
「わたしはとってもとっても好きです。でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ、…ぜんぶ、変わらずにはいられないです。」
たどたどしく、ひとり言を続ける。
「それでも、この場所が好きでいられますか」「わたしは…」
「見つければいいだけだろ」
「えっ…？」
驚いて、俺の顔を見る。
「次の楽しいこととか、うれしいことを見つければいいだけだろ。あんたの楽しいことや、うれしいことはひとつだけなのか？違うだろ」
そう。何も知らなかった無垢な頃。
誰にでもある。
「ほら、いこうぜ」
俺たちは登り始める。
長い、長い坂道を。

＜レビュー＞

総合評価: 100点

物語ジャンル	感動	鬱/残酷	死生観	trueEND	萌え
物語ジャンル	恋愛	SF	学園/部活	仲間/絆	戦い/争い

話評価：99点
個人的には、感動系の作品としては頂点にあると思っている作品ですね。非常に長くてボリュームあるシナリオ量なのですが、どこをとっても素晴らしい物語です。個別ヒロインのお話も、それぞれのキャラが生きていて、それぞれ感動的で無理のない結末に向かって自然に流れていく感じです。そしてメインの渚とのafter storyがあるわけですが、愛ですよね、愛。夫婦として、家族として、子供をもった親として。さらに朋也の父からつながる、想いの光・・・最後のあの少女・・・とにかく素晴らしいです… 国語の力が足りず、どのように素晴らしいのかとか、物語を通じて感じ取った感覚を正確に言葉に表現できなくてとてももどかしいです・・・ただこのお話が、素晴らしいということだけはわかりましたし、涙が止まらないシーンが何度あったのか覚えていないほどだったということは、伝えたいと思います。
絵：17/20
絵に関しては決してとても美しくできているということはないですが、背景など暖かい感じが出てて十分物語を引き立てていると思います。
キャラ：11/10
キャラクターに関しては主人公から友人、ヒロインやその周りの人々に至るまで、素晴らしすぎます。文句なしでいいでしょう。
BGM&歌：11/10
歌に関しても感動的で幻想的なもので最高です。BGMも聞いてるだけで癒されますし、泣きそうになります…
演出&システム：8/10
演出に関してはあの光の玉の演出好きですね～システムはオーソドックスです。

～感想～

私が全力をもってお勧めするトップクラスの作品の一つですね。エロゲ・ギャルゲで一つだけ、万人に自身をもっておすすめできる作品といえばこれでしょう。この手の物語が初めての人から、様々な物語を読んできた方、さらには美少女キャラを馬鹿にしている人にまで、騙されたと思ってとにかくやっていただきたいです。きっと他では味わうことのできない、家族と兄弟、友人、それらを超えた街の絆の物語を体験できることだと思います。そしてプレイした後は、是非是非アニメの方も見ていただきたいですね～！絶対おすすめです！！

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