CHAOS;HEAD NOAH

＜基本情報＞

ゲーム名：CHAOS;HEAD NOAH
ブランド名：ニトロプラス様
発売日：2008年4月25日
ハード：Windows
移植：Xbox360、PSP版、PS3版、PSVita版など
対象：15～18歳以上
企画/原案：志倉千代丸
脚本：林直孝 (5pb.)
キャラクターデザイン：ささきむつみ
エンディング：それぞれのヒロインルートなど９つのEND
プレイ時間（目安）：（既読スキップ駆使して）18時間ほど

キーワード：妄想、事件

＜あらすじ＞

※公式ページより

西條拓巳は引きこもり寸前の高校二年生。「三次元には興味がない」と言い切り、部屋で大量の美少女フィギュアに囲まれて生活している。
彼が住む渋谷では、『ニュージェネレーションの狂気』と呼ばれる連続猟奇殺人事件が起きていた。その犯人は未だ捕まっておらず、ネットやテレビを騒がせている。
ある日チャットをしていると、『将軍』と呼ばれる謎の存在から、次のニュージェネ事件を予言するようなグロ画像が送られてきた。翌日、拓巳は学校帰りに、まさに予言された通りの殺され方をした凄惨な事件現場に遭遇する。
そしてその遺体の前には、血まみれの少女――咲畑梨深が立ち尽くしていた。

＜レビュー＞

総合評価: 82点

物語ジャンル	感動	鬱/残酷	死生観	trueEND	萌え
物語ジャンル	恋愛	SF	学園/部活	仲間/絆	戦い/争い

話評価：86点
自分はすでにアニメを視聴した状態でプレイしました。話としては猟奇的な連続殺人が発生し、それに主人公が巻き込まれていくわけですが、妄想と現実が織り交ぜられた独自性の高い作品だったと思います。選択肢ではなく妄想トリガーというシステムで物語が変化していくのも面白い仕掛けだと思いましたね。肝心のシナリオも伏線はほぼ回収されてますし、最後は盛り上がって綺麗にしめられていて楽しかったです。一方で主人公のキャラがちょっとキツイですね（笑）不快でやめてしまう方もいるかもしれません。また個別ルートでは質にムラがあって、これで終わり？みたいなルートもありました。
絵：15/20
絵は可もなく不可もなくといったところです。商業ADVとして十分なレベルです。
キャラ：8/10
ヒロインたちはオーソドックスな感じですが、主人公がダメダメの妄想オタクでキモイ系男子なので、嫌悪感があるかもです…
BGM&歌：8/10
いとうかなこさんの楽曲。安定感があります。BGMは特記なしです。
演出&システム：8/10
妄想トリガーはいい感じですが、回数が多すぎな気もしました。その他演出はいい感じでした。

～感想～

科学アドベンチャーシリーズ第一作品目として知られていますね。今までプレイしてこなかったのですが、今回CHAOS;CHILDをプレイしたくて世界観を共通するこちらを先にプレイしてみました。感想としては（クセはありますが）普通に面白かったですね。ただSTEINS;GATEとはテイストは全く別物ですね。妄想というある意味何でもありなフィールドでうまくまとめ上げた作品だと思いますので、一度プレイする価値はありです！

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