極限脱出 9時間9人9の扉
<基本情報>
- ゲーム名:極限脱出 9時間9人9の扉
- ブランド名:スパイク・チュンソフト 様
- 発売日:2009年12月10日
- ハード:ニンテンドーDS、iOS版
- 対象:全年齢
- シナリオ:打越鋼太郎 先生
- 原画/キャラクターデザイン:西村キヌ 先生
- エンディング:様々な分岐、ENDあり
- プレイ時間(目安):全ルートで15〜20時間ほど
キーワード:・謎解きパズル・???
<あらすじ>
※公式ページ改変
大学に通う主人公、淳平は、ある日目を覚ますと見知らぬ部屋にいた。
閉じ込められた密室の中、扉には真っ赤な数字が描かれていた。
そしてガスマスクをつけた謎の人物はこういった。
我が名はゼロ……。
これからお前にはゲームをしてもらう。
「ノナリーゲーム」――
船内には合計で「9人」。
船内のどこかの「9と書かれた扉」を開かない限り脱出することはできない。
そしてタイムリミットは「9時間」…
9時間――。9人――。9の扉――。
極限状態での脱出劇が、今、幕を開ける。
<レビュー>
総合評価: 81点
物語ジャンル | 感動 | 鬱/残酷 | 死生観 | trueEND | 萌え |
恋愛 | SF | 学園/部活 | 仲間/絆 | 戦い/争い | |
話評価:92点 |
---|
あらすじの通り、この作品はとにかく脱出することを全面に出しています。ただしあまりタイムリミットが迫っている緊迫感はありませんね(笑)つまりもちろん、脱出だけがこの話の面白さではないということです。いわゆる死亡エンドもたくさんあり、それらを全部見ていくうちに、このゲームが単なる脱出ゲームではないことがわかってくると思います。最初は謎だらけだったことが、少しずつ見えてきて、最後にはこのゲームはなぜ行われたのかとか裏の話までしっかり分かってきます。この辺の話が凄く説得力あって、なんかよくわからんけどとりあえず死ぬかもしれない脱出ゲーム開催しました〜みたいなことはなくて、さすがだなと思いますね。この辺は偉大な名作「Ever17」にも似たところがあるかもしれません。 クライマックスの盛り上がりもいいですね〜もうネタバレになるのでなにも言えませんが、SF的ネタを絡ませて本当に見せ方がうまいです。これぞ打越鋼太郎先生のシナリオといった感じですね。 |
絵:12/20 |
キャラ絵は個性的なデザインですね。背景とかは省エネモードでそんなにバリエーションはありません。船の中なので仕方ない面はありますが、それにしても絵に関してはちょっと低くせざるを得ません。 |
キャラ:9/10 |
9人のキャラは多彩でいいですね。というか濃すぎです(笑)ただそのおかげでキャラの数にしては覚えやすかったですね |
BGM&歌:6/10 |
歌やBGMは普通です。むしろあまり記憶に残ってませんね(笑) |
演出&システム:6/10 |
DS版では既読スキップできるのですが、シナリオマップなどがなく、周回プレイが前提になっているにもかかわらずジャンプできないことや、一度解いた推理パートを飛ばせないという散々な状態で、かなり苦痛でしたね。今だったらiOS版がおすすめですね。推理パートなくなりますが、そっちの方が物語をサクサク楽しめますので(笑) |
〜感想〜
ちょっと昔の作品ですが、あの偉大な名作「ever17」の生みの親でもある打越鋼太郎先生が作り上げた極限脱出シリーズ一作目ですね〜Ever17を神作品として崇めている私としては、絶対外せない作品です!…だったのですが、実は最近プレイしました(笑)プラットフォームがDSだったため、DSで話が面白いゲームなんてないだろうとチェックしてませんでしたね。
ちなみにこの究極脱出シリーズはあと二作あるのですが、最近すべてプレイしたので、レビューしますのでそちらもぜひ読んでみてください!結論から言うと、ちょっと三作目だけ終わり方が微妙な気もしますが、濃厚なストーリーを読みたければおすすめです。
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