EVE burst error R
<基本情報>
- ゲーム名:EVE burst error R
- 発売元:el dia、ホビボックス
- 発売日:2016年4月28日
- 原作発売日:1995年11月22日
- ハード:PSVita
- 移植:Windows版など
- 対象:17歳以上
- ディレクター:G.F
- エンディング:二つの視点で進行するが一本道
- プレイ時間(目安):(ヒント使用し選択肢最短で)15時間ほど
キーワード:事件調査、探偵
<あらすじ>
※公式ページより
《小次郎編》
私立探偵のもとに久々に舞い込んだ依頼は、とある美術品の探索依頼。怪しげな依頼人、高額な報酬にうさん臭さを感じながらも引き受けることに。
しかしその裏には恐るべき陰謀が隠されていた…。
《まりな編》
任務達成率99%を誇る政府機関のエージェントの今回の任務は、エルディア国大使の令嬢「御堂真弥子」を護衛すること。
次々と迫る刺客…その目的とは!?
<レビュー>
総合評価: 78点
物語ジャンル | 感動 | 鬱/残酷 | 死生観 | trueEND | 萌え |
恋愛 | SF | 学園/部活 | 仲間/絆 | 戦い/争い | |
話評価:85点 |
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不朽の名作といわれているこちらの作品を、今回リメイクされプレイしやすくなったためプレイしてみました。二つの視点が交互にほぼ同じ時間軸で進み、それぞれが干渉しながら展開していくシステムは面白いと感じました。またシナリオ自体もだんだんと色々な要素が入り込んできて、そんなことまで関係しているのかと感心してしまいました。ラスト近くの謎解きも正直わからずだったのですが、驚きの真実とともに、納得の良いラストだったと思います。
一方で気になったのは、当時のシステムはそうだったので仕方ないのでしょうが、移動の選択肢が多すぎていちいち細かく行き先を選択しなければならず、かなり作業感が強く投げだしそうになりました…自分がそのキャラになりきったように感じられるのを狙ったシステムだとは思いますが、現在においてはさすがに面倒臭さのほうが勝ってしまうのではないかと思いました。 また世界観自体が何かと古さを感じるため(これは古い作品なので仕方ありませんが)、合う合わないがはっきり出そうな感じでした。ちなみに私はあまり合いませんでした。 |
絵:13/20 |
絵は正直古さを感じてしまいます。表情は豊かで細かい動きもありました。背景などは限られていて、多くはなかったです。 |
キャラ:7/10 |
良くも悪くも個性的なキャラでした。 |
BGM&歌:7/10 |
BGMに関しては平凡な感じでした。特に耳に残るようなものはありませんでした。 |
演出&システム:6/10 |
ここが賛否が分かれるかもしれません。私が今になってプレイした限りでは、作業感のほうが勝る感じでした。 |
〜感想〜
非常に評価の高い作品だったため楽しみにプレイしていたのですが、そもそものゲームシステムが面倒に感じてしまい、あまりこのゲームの魅力の一つを好意的に受け止められなかったのが残念でした。多分当時であれば画期的なゲームシステムだったのでしょうが、シナリオだけ読み進めようとするとどうしても作業にしか感じられませんでした。
ただそれを抜きにしても昔の名作をプレイするのは楽しかったです。皆さんも是非一度プレイしてみてください。
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