428 〜封鎖された渋谷で〜
<基本情報>
- ゲーム名:428 〜封鎖された渋谷で〜
- ブランド名:チュンソフト 様
- 発売日:2008年12月4日
- ハード:Wii
- 移植:PS4版、PS3版、PSP版など
- 対象:15歳以上
- プロデューサー:中村光一
- シナリオ:北島行徳
- エンディング:多量のBAD END&TRUE END
- プレイ時間(目安):(大体のBAD END見て)20時間ほど
キーワード:渋谷、一日、マルチ視点
<あらすじ>
※公式ページより
200X年4月28日
渋谷署管轄内でおこった一つの誘拐事件をきっかけに、世界を震撼させる大事件は始まった。
熱血刑事、渋谷のチームの元ヘッド、ウイルス研究の第一人者、敏腕フリーライター、そして猫の着ぐるみなど
本来であれば、まったく交わることがなかったであろう人々の物語が、
この事件の舞台となる渋谷で目まぐるしく交差する。
あなたは、いくつものこの世界を一変させる選択を迫られる。
あなたの選択によって、人々はいったい何を目にすることになるのだろうか?
<レビュー>
総合評価: 94点
物語ジャンル | 感動 | 鬱/残酷 | 死生観 | trueEND | 萌え |
恋愛 | SF | 学園/部活 | 仲間/絆 | 戦い/争い | |
話評価:94点 |
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久々に続きが気になって、熱中して読み進めていける作品でした。複数人の登場人物が同じ場所、同じ時間軸での中で、それぞれの視点でのストーリーが進んでいきます。序盤ではこの対照的な人物が一見何の関連もなく動いているように見えます。しかし、中盤〜終盤にかけて急速に、一つの大きな重大な枠組みの中で動いていることが分かっていきます。そして一気にラストに向けてストーリーが動き、その展開は見事と言わざるを得ません。 また数々の謎が、少しずつ、予想外の連続で明かされていき、それが何人もの登場人物にリンクして行く様は、快感です。たった一日の、渋谷という限られた空間の中でそれを表現しきれているのも素晴らしいです。無数の真実を矛盾なく、先を読まれることなく、少しずつはがれていくように物語を組み立てたのは本当にすごいと感じました。 |
絵:16/20 |
絵というか全部実写なので評価不能ですが、必要な写真はしっかりあって表情豊かで十分だと思います。 |
キャラ:10/10 |
登場するすべてのキャラが生きており、また個性的でよかったと思います。 |
BGM&歌:8/10 |
BGMなどは最小限ですが、効果音など効率的に使われていたと思います。 |
演出&システム:10/10 |
それぞれの視点の物語がまた他の人の物語にリンクしており、ある人物が特定の行動をとった状態でないとある人物のストーリーが進まないなどということがあり、うまいなぁと思いました。正解を探して自らの手で真のルートへ導いている感じが良かったです。また絵の切り替え演出もしっかりしており楽しめました。 |
〜感想〜
この作品、もっと昔から知っていましたし、評判も高かったのですがどうにも実写というところが引っ掛かり、ずっと見ないようにしていました。それが今回プレイしてみて、なぜこんなすごい作品をプレイせずにいたのかと、自分が情けなく思いました…変な先入観で決めつけず、やってみようと改めて思うことになりました。皆さんももしまだプレイしたことがない方がいらっしゃれば、是非ともプレイしてみてください!
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