この大空に、翼をひろげて
＜基本情報＞
- ゲーム名：この大空に、翼をひろげて
- ブランド名：PULLTOP 様
- 発売日：2012年5月25日
- ハード：Windows
- 企画・シナリオ：紺野アスタ
- キャラクターデザイン・原画：八島タカヒロ、基井あゆむ 先生
- エンディング：それぞれのヒロインルート
- プレイ時間（目安）：25時間ほど
キーワード：グライダー
＜あらすじ＞
※公式ページより簡略化
少年と少女たちは、空と出会い、そして焦がれた。
いつか自分たちの翼で飛んでみたいと
夢を失い、故郷へ帰ってきた少年・水瀬碧は、風車の立ち並ぶ丘で、
車いすがパンクして動けないでいた少女・小鳥とであう。
そして、二人がいる丘の上空を渡っていく、白い大きな翼――グライダーとも
やがて彼らは、碧の幼馴染・姫城あげはも巻き込んで、廃部寸前だったソアリング部の立て直しを始める。
誰もが子供のころ、思い描いた夢――
「紙飛行機に乗って飛んでみたい！」
そんな憧れをかなえるために。
見上げる空はどこまでも高い。
彼らが目指す場所は、――遙か雲の彼方。
＜レビュー＞
総合評価: 
87点
| 物語ジャンル | 感動 | 鬱/残酷 | 死生観 | trueEND | 萌え |
| 恋愛 | SF | 学園/部活 | 仲間/絆 | 戦い/争い | |
  |
|||||
話評価： 86点 |
|---|
| 「空を飛んでみたい」その夢をかなえるために日々活動し、青春し、恋愛し、そしてついにそれを実現させるという清々しい作品です。何度も何度も困難に部員みんなで立ち向かって乗り越えていくという、青春部活ものという王道ながら、彼らが何が何でも飛ぶんだ！という強い想いがこちらにも伝わってきて、一緒になって応援したくなります。個々のヒロインルートも派手さはありませんが、ラブラブな主人公とヒロインが一緒になって支え合っている姿は非常にうらやましいです（笑）。
全体的に見ても完成度が高く、実際に飛び立つ演出なども細かくて良かったですね。基本グライダーづくりがメインなんですが、一方で舞台はのんびりした感じでゆったり流れる時もあって、背景の良さも相まって何とも言えない雰囲気が出ているのもプレイしていて心地よかったです。 |
| 絵：18/20 |
| 背景やCGなど全体的にきれいに仕上がっていて良かったです。特に奥行きのある背景は作品の雰囲気づくりにも一役買っていました。 |
| キャラ：8/10 |
| キャラも王道な感じ。双子の二人が個人的に好きでした。 |
| BGM&歌：9/10 |
| BGMは派手さはなく王道な感じですがしっかり。歌はさわやかな感じでこの作品に当てはまるいい曲でした。 |
| 演出&システム：9/10 |
| システムは周りは快適。風や空の演出はもちろん、実際のフライト時の演出がまるで本当に上空にいるような気持ちにさせてくれて、気持ち良かったです！ |
〜感想〜
隅々まで空、青、雲というような爽快な雰囲気と世界観の中で、彼らの行く先を温かな目で見守ってみました。あー自分もこの中に加わりたい！そう思わせてくれる傑作だと思います。
派手さはありません。突拍子もない展開はありません。が、「どうせこうなるんだろ」ではなく、「純粋に応援したい、最後まで見てみたい」そんな気持ちになれることと思います。
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