たそがれの街
<基本情報>
- ゲーム名:たそがれの街
- 作者サークル名:tenclaps 様
- リリース:2014年2月
- 対象:全年齢
- ボイス:なし
- エンディング:一本道
- プレイ時間(目安):8時間ほど
ジャンル:世界観
キーワード:乙種
<あらすじ>
※公式ページより一部省略
「それでは監視員、志々塚夏樹。本日より〈乙種〉イハルを管理下に置く」
忌まわしき欠陥をもって生まれた〈乙種〉イハルは、ある暴力事件がきっかけで高校を退学になった。
転校先でも周囲から避けられ、疎まれる日々が続く中、イハルの前に、退学の原因となった男・坂本が現れる―。
監視員となった幼馴染・夏樹。もう一人の〈乙種〉・アメ。乙種を憎むクラスメートと、バイト先にやってきた少女。
さまざまな人物を巻き込んで起きる事件の渦中、ある復讐が遂げられようとしていた――。
<レビュー>
総合評価:
ストーリー:C | 絵・演出・BGM:B |
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・伝えたいことは伝わってきた ・ただそこそこ長いわりに単調で何か起きてもあっさり終わる ・ラストも盛り上がりに欠ける。 ・世界観も面白いが、ありがちな上にしっかり詰められていない |
・立ち絵はしっかりかけているが、表情変化が見えにくい ・背景は綺麗。だがイベントCGが少ない ・演出もまぁまぁ。システムは重い |
世界観に惹かれてプレイしてみました。ただ今一つ物足りない感じだったのが率直な感想です。
あらすじ読んでいただければわかる通り、乙種と呼ばれる人間と一般的な人間と出てきて、その中で色々な問題が出てきてそれらを解決しながら進んでいき、ラストは大き目な出来事が起きて・・・と進む感じでオーソドックスなつくりではあります。一方で物語全体が単調で、盛り上がりに欠ける感じがしました。問題は起きるのですが、特に大事にならずに解決して次へ…みたいな…
また乙種という存在に対してもっと深く掘り下げて、しっかり設定すればもっと面白くなったのかなとも思いました。設定が多すぎて放置されちゃうのも良くないですが、自分にはもっと乙種に対して知りたいと思ってしまいました。ラストの盛り上がりも意外とあっけなかった感じですかね…まぁ総じて自分が想像していたよりおとなしい物語だっただけかもしれませんが…
絵に関してはクオリティは問題ないのですが、背景・イベントCGともに量が少なかったです。せっかく良く描けている絵だったのでもっと見たい気がしました。
少し辛口になってしまいましたが、絵や世界観とか見て惹かれるものがあればプレイしてみてください。